−ピアノのコツ!ブランク克服編− |
仕事も落ち着いて再び楽器がやってみたくなった方、子育てが一段落した方、勉強のために一時的にやめていた方、ブランクのある方は大小に関わらず多種多様であると思います。しかし、どの方も心のどこかに共通して「今一歩踏み出せない」、「再びやり始めてみたものの昔のように弾けずもどかしさを感じる」という感情があるようです。個人差はありますが、初心者同然になっている方もしばしばで、こういうときはやはり落ち着いて一つ一つ覚えなおしていくしか方法がありません。楽器を一からやり直すということは、実は間違って覚えていたものをやり直す機会でもあるので前向きに考えていきましょう。 ※ 構え方も忘れていませんか、初心者編も参考にしてください。 |
■ 自分の欠点をみつける。(イメージ、音を感じること) |
ピアノというものは弦楽器や管楽器と違って、音は簡単に出すことができます。これは初心者編でも触れていることですが、なんといってもこれが忘れがちになる部分です。楽譜を読んで、鍵盤を叩く順番を覚えたら、とにかくゆっくりと弾いて自分の音楽におかしなところがないか注意深く聴いてみることです。とくにブランクがあるのであれば、速度を上げて弾いていると一時的にいい気分になりますが、それは自己満足に過ぎません。傍からみれば確実にアラが見えてくることでしょう。ゆっくりと注意深く弾いていれば、自分で気がつきやすくなりますよ。 |
■ 手っ取り早く。 |
初心者でも、ブランクがある人でも、手っ取り早くうまくなりたい、覚えたいものですが、練習しているうちに大概は飽きてくるものです。そんなふうにならないように、人から聞いた話ですが、曲の最後から覚えていくようにしている方。楽譜に記載されている文字は前もってすべて辞書でひいて意味を書き込んでおく方がいるようです。けっこう有効な手段だと思うので試してみてください。 |
■ 機能を利用してみよう。 |
これは、自動演奏装置を持っている方に有効な手段です。レッスンを受けられない方にはオススメです。 ようは、プロの演奏を研究し、マネすることです。自動演奏機能はプロの演奏を聴くためだけの装置ではありません。速度も調整することができるので、ゆっくりとした速度にして、何度も聴いて、自分が弾く・・・を繰り返してみましょう。これは、けっこう効果がありますよ。レッスンの先生によってはその演奏家のくせがついてしまうので勧めないこともありますが、大人はそんなことはいっている時間はありません。 |
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