−ピアノのコツ!初心者編−

 社会人になってクラシック楽器を始める。最近、大人の音楽教室なるものがけっこう巷ではやっているが、これがやってみると多くの方々にとってはたいへんなものらしい。お稽古事ストレスなんてものもニュースできくぐらい社会現象となっているらしいが、習う前に現実を想像できないのであろうか。ずっと続けている経験者でさえ、実力を維持したり、理解のない周囲の白い目をかわすことなどは大変なものである。
 ストレスを貯めないためには、やはり現実を素直に理解することです。すぐにはプロのようにうまくならないものですから、先生のせいにせず、または先生の毎度毎度の注意にもめげず、ひとつひとつ覚えて満足感を得ましょう!

■ まずは構え!

 趣味でピアノを弾いている方のほとんどは構えができていないといわれています。これができていないとすぐに疲れてしまうし、限界を感じてしまうもの。習ったことがある人でも、とくに気にしながら弾いていることはないので小さい頃に良いくせをつけていなければ忘れてしまいがちです。一般には手首がアーチ状になっていることが理想的とされますが、それだけではなく指、肘、肩も同時に注意しなければなりません。
 覚えるまでは至難の技ですが、慣れてしまえばピアノを弾くことが楽に感じるようになります。また、簡単な曲を弾いても満足感を得られるような演奏になることでしょう。人によって間接が弱いなど、細かい症状はあっても、正しい弾き方をしていれば、その多くの悩みは解決されます。正しい弾き方をしていないと、体が柔らかい人ほど、それを支えるため、肩などに力が入り、もはや指だけの問題ではなくなります。こればかりは第三者に客観的にみてもらうことが手っ取り早く、定期的にレッスンに通うことをオススメします。
 
 わかりにくいかも知れませんが文章で説明すると・・・
 初心者は、とくに大人になってからピアノを弾こうとすると、無駄な力が入り、筋肉の緊張で手が硬くなり動かなくなってしまうものです。無理にやろうとすると腱鞘炎になってしまう人もいるらしいです。野球やゴルフでもそうですが、達人ほど脱力することに優れています。しかし、頭ではわかっていてもなかなかできないもの。
 試しに、ピアノの鍵盤に指一本をのせてみてください。そのとき@手前に腕の重さをのせて、A手を支える感じで、B隣の指で、腕の重さを乗せた状態で隣の鍵盤に移ってください。C腕や肩は脱力です。・・・いかがでしょうか。実感できましたか?
 何度もいいますが、腕の重さをのせて鍵盤を移動していく感じです。
 音階でも簡単な曲でもいいので、この行為を毎日ゆっくりと繰り返し、少しずつスピードを上げていきます。根気よく続けてみましょう。


■ 鍵盤に慣れよう!

 パソコンにもキーボード恐怖症がありますが、ピアノにも鍵盤恐怖症があります。やる気を持って習い始めたものの、鍵盤の白黒がややこしくなってすぐにやる気が失せてしまう方は非常に多いものらしいです。お稽古事ストレスの一つにもなっています。


■ イメージ、音を感じること。

 これは、どちらかといえば初心者には厳しい注文かもしれませんが、できることなら始めたばかりのときに意識したほうが良いらしいので載せておきます。
 鍵盤を押すと同時にピアノ内部のハンマーが張り巡らされている弦を叩きます。それを一つ一つ感じていきましょう。曲は簡単なものをゆっくりと非常に弾きながら・・・。注意深く耳を澄ましていると、ピアノの音がより好きになってきますよ。さらに詳細はブランク克服編を参考にしてください。


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