◎最後に技術面でもうひとつ

 音が高音部に上がりきったとき、あなたの音色はどうなっていますか。
 管楽器奏者にありがちですが、音階をスラーで吹いたとき、頂上に上りきったときの音が首でも絞められているような窮屈な音になっていませんか?音程が異常に低くなっていませんか?音階練習ではできても、曲の中で登場すると即座に対応できないということはありませんか?けっこうな技術を持った人でも、音程がぶら下がらずにふける人にはあまり出会ったことがありません。プロの演奏会でも失敗することはけっこうあります。管楽器において高音部はまろやかな音を出すのに苦労するところです。サクソフォーンなんかはいつも大変そう。プロに言わせると口や喉がきちんとできていないからということですが・・・。
 アマチュアにとっては、わかっていてもできないE難度のとても難しい注文ということは確かなようです。


■ ただの上昇系音階を7連譜(ドレミファソラシ)のスラーで気をつけながら吹いてみましょう。真剣にやっていれば、なかなかできなくてイライラしてくることでしょう。チューナーでも見ながら挑戦してみてください。上がりきった音が、正しい音程で、音が鳴っていて、まろやかな音色になっていることが条件です。

譜例(7連譜⇒「ド」)
 


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