◎ ボーイング

 弦楽器を演奏している人のほとんどはボーイングで苦労した経験があるようです。とにかく、どんなに上手になっても、どんな先生に習っても、一にボーイング、二にボーイングといわれます。ボーイングはちょっとした気の緩みでせっかく上手になったものもどんどん下手になっていくものです。しかも視認しにくいので自分でも気付いていないことも多々あります。鏡をみたり、他の人に注意してもらいながら自分をチェックしていきましょう。


@ ボーイングをチェック(当たり前と思いがちですが、常に見直しましょう。)

 ボーイングの軌道がナチュラルに弧を描いているか?
  ⇒肘の位置に気をつけ、腕や肩の力を抜く。
  ⇒どんな技術も力の入りすぎる人は達人にはなれません。
  ⇒真っ直ぐ弾く事に最大限注意する。
  ⇒練習あるのみです。ただし、回数をこなすだけではなく、1回ごとに自己チェックをしながら。
  ⇒弾いているうちに、左手の形が変化していることが多い。

 滑らかであるか?
  ⇒現に触れている弓の圧力が大きくないか?弓は載せている程度でいいのです。

 ダウンで弓先まで弾いて、弓を返した時のアップで出だしの音がクリアになっているか?
  ⇒アップになった瞬間は、わりと力を入れたほうが良いです。

 移弦は楽にできるか?
  ⇒スムーズに弾ける角度にいかに瞬間的に入るかがカギを握っています。
  ⇒ヴァイオリンの場合は4弦ですから、常に4弦に触れる弓のベストな角度を覚えるしかありません。



A 再認識したいアップダウンのパターン(音型によるボーイング)

 スケール系で上がる⇒長音

 跳躍⇒長音

 



Top ・演奏のコツ  修理  グレード検定  リード工房  弦楽器工房

ネットラジオ  楽器メーカー  楽器店  音楽図書館・資料館  音楽団体  音楽ホール  苦労話

 楽譜  音楽の仕事  コンテスト・アマ  コンテスト・プロ  音楽リンク  その他リンク


(C) Copyright 2005-2008 RO Corp. RO Corp. and RO logo are trademarks of RO Corp.Other product and company names mentioned herein may be the trademarks of their respective owners.
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送