−弦楽器のコツ!初心者編− | ||
社会人になってクラシック楽器を始める。最近、大人の音楽教室なるものがけっこう巷ではやっているが、これがやってみると多くの方々にとってはたいへんなものらしい。お稽古事ストレスなんてものもニュースできくぐらい社会現象となっているらしいが、習う前に現実を想像できないのであろうか。ずっと続けている経験者でさえ、実力を維持したり、理解のない周囲の白い目をかわすことなどは大変なものである。 ストレスを貯めないためには、やはり現実を素直に理解することです。すぐにはプロのようにうまくならないものですから、先生のせいにせず、または先生の毎度毎度の注意にもめげず、ひとつひとつ覚えて満足感を得ましょう! |
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■ とにかく弓使い! |
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弦楽器の演奏技術の真髄は誰もが弓使いにあるというくらい、弓にすべてが集約されています。バイオリンなんかは持ち上げて構えなくてはなりませんがある程度の姿勢は本体の顎板と肩当てで維持できます。肩当てがない方は必ず自分にあったものを購入しましょう。先生に習うと毎回弓のことばかり注意されることでしょう。管楽器のように覚えることは少ないのですが、理屈がわかりながらなかなか上手くいかないのでストレスが溜まりやすいものです。 弓を自在に操ることは本当に至難の技です。管楽器の2倍は練習に充てなければ決して弾けるようにはなりません。 |
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練習例@ | ||
自分の目の前に弓を横に持ってかざしてみましょう。(図)そこから左右に直線に往復させてみます。横から他の人に見てもらい、直線に動いているか確認してもらいましょう。この行為がしっかりとできる人はまずいないでしょう。この練習は音を出さずにできるので、もし短期間で上手くなりたいのであれば、毎日家で練習すると良いでしょう。 補足:上下運動もやってみましょう。 |
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練習例A | ||
楽器を実際に弾いてみます。ゆっくりひたすら楽器に垂直にまっすぐボーイングしてみましょう。とにかくゆっくりです。決して早く弾いてはいけません。これを練習するたび最低5分はやってみましょう。できれば最低音から半音階で順番に・・・10分ぐらいかかると思います。 | ||
■ スピッカート | ||
これができるようになると弦楽器を弾けるようになった気がします。重力に逆らわず、撥ねてみることがマスターへの近道です。遊び感覚でやってみましょう。 | ||
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